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ちひろ美術館

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ちひろ美術館・東京 へ行ってみた。いわさきちひろの絵はいろんなところでよくみかけて すぐにこの作家の絵だとわかる。かわいくて何とも言えずに癒される童画である。でもあまり作者自身のことはしらなかったが この美術館に来て認識を新たにした。偏見かもしれないが左翼政党員でありながら世間に批判的なものや革命などというようなものでなくて このような優しい絵が生まれるのも不思議である。たぶん青年期によくあるロマンチシズム的なヒューマニズムに惹かれていたのだと思う。復元されているアトリエの本棚のなかに この思想的な本が見当たらないので なんなとく安心する。もともと裕福な精神の持ち主であろう。でないとゆとりのある心がないとこのような絵は生まれないと思う。
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