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読書

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『さらば墨東夢明かり「泥鰌庵つれづれ草紙」』 滝田ゆう 講談社
前口上-あけぼの荘の住人たち-裏町雨模様-玉の井事件-軍靴の響き-奇妙な関係-タンビ主義-寂しい江戸っ子-太く短く-ラ・クンパルシータ-非常時宣言-玉の井御殿-お雪のまぼろし-悪所通い-移り香-職人根性-民男の事情-蘭子と珠江-一億一心火の玉だ-縁日の夜-赤紙-冷たいお灸-さらば玉の井夢明かり-「おわりに」

『玉の井挽歌』 大林清 青蛙房
序曲-私娼街玉の井誕生-愛と憎しみと-元祖花電車-昭和病院日記-バラバラ事件始末-荷風残影-戦争と娼婦-まぼろしの心中-玉の井焼亡-終曲-あとがき
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読書

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『墨東奇譚』 永井荷風 新潮文庫
墨東奇譚
作後贅言

『荷風と玉の井「ぬけられます」の修辞学』 嶋田直哉 論創社
第一章 永井荷風の「復活」-『つゆのあとさき』と女給 
第二章 ヒモと金の〈物語〉-『ひかげの花』と私娼 
第三章 『墨東奇譚』のよまれ方-研究史概観 
第四章 玉の井への道程-『断腸亭日乗』と『寺じまの記』を読む 
第五章 玉の井の政治学-消えたラビリンス
第六章 玉の井の図像学-「ぬけられます」からぬけでるために 
第七章 玉の井の地政学-永井荷風と地図 
第八章 「報告文学」の季節-『墨東奇譚』の受容から
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東武向島文化サロン

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東武文化サロンへ 前回からのびのびになっていた講演「井上ひさし と 江戸時代」第2回 を聴く。
江戸時代の戯作者「唐来三和」を 井上ひさし が戯作脚本したものを 小沢昭一が演じたビデオをみながらの講話であり。やはり渡辺先生 専門の遊郭物で いつもながらおもしろい はなしで 予定時間をかなりオーバーしたが 最後まで 過ごしてしまうほどであった。
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墨堤の桜

墨堤の桜.jpg
気候もよく 平年より早く咲いている桜を観に 隅田川へゆく。コロナウィルスのため 桜まつりなどはすべて中止されているが 自転車で 言問橋から右岸に沿い 東武電車のリバーウォーク橋を渡り左岸を 廻ってみた。人通りはまばらだったが 桜は 世間にかんせず 綺麗に咲いていた。見ごろだったと思う。久しぶりの花見。 家に帰り鉢植えの桜をみながら昼食 ビールで乾杯~。
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読書(郷土)

『玉の井という街があった』 前田豊 ちくま文庫.JPG
『玉の井という街があった』 前田豊 ちくま文庫
「暗い青春、私娼窟玉の井誕生、魔の迷路(ラビラント)/娼家の構造、下駄をはかせぬ病院/迷路を泳ぐ名士たち、解放はありがた迷惑、"墨東奇譚"の周辺、奇縁ずくめの荷風と高見順、本所に多かった私娼/玉の井娼婦の生態、主役は東武電車/太宰治と菊谷栄のこと、エノケンと花電車/誰も知らない小林多喜二、玉の井名物 交番 風呂屋 お稲荷さん、玉の井と犯罪、始祖バラバラ事件、玉の井人間模様、華やかでやがて淋しい終焉、新興鳩の街繁昌記、あとがき、解説 井上理津子」
(永井荷風「墨東奇譚」で知られる玉の井、関東大震災後に私娼窟を形成するが、東京大空襲によって灰燼に帰した。戦後は赤線地帯となって甦るも、売春防止法施行によって'1958'昭和33年3月31日最後の日を迎えた、しかし、その実態はほとんど伝えられていない。本書は同時代に生きた著者が、自らの体験と取材をもとに、人と街の姿を書き残した貴重な記録である。-解説 井上理津子-)
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読み物

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『吉原裏同心抄三 秋霖やまず』 佐伯泰英 光文社文庫
「第一章 離れ家完成 第二章 山屋の小女 第三章 秋雨つづく 第四章 霖雨の江戸 第五章 あと始末」

『吉原裏同心抄四 木枯らしの』 佐伯泰英 光文社文庫
「第一章 左吉の災難 第二章 脅迫数多 第三章 木枯らしの夜 第四章 左吉の秘密 第五章 影同士の戦い」

『吉原裏同心抄五 夢を釣る』 佐伯泰英 光文社文庫
「第一章 玉藻の喜び 第二章 村崎同心の野心 第三章 隠居の浮気 第四章 吉原受難 第五章 跡継ぎ」

『吉原裏同心抄六 春淡し』 佐伯泰英 光文社文庫
「第一章 跡継ぎ話 第二章 雪の弔い 第三章 柘榴の家の正月 第四章 幹次郎の謹慎 第五章 新たなる旅路」
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この地にかんする講演会

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すみだ生涯学習センターへ『みんなが住む「すみだ」ってどんなところ』のお話しを聞きにいってきた。すこしものたらなかったが ミニ知識を得ることができた。レジメにはもうすこし内容を認めてあればおもしろく聞けたかもしれない。講演後 外へ出ると 雷が鳴り暴風雨 傘が逆さまつたけになるほどだった。
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読み物

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『吉原裏同心 二 足抜』 佐伯泰英 光文社文庫
「第一章 八朔の怪 第二章 血染めの衣 第三章 刺客走る 第四章 深川越中島哀死 第五章 吉原俄総踊り」

『新・知らぬが半兵衛手控帖 名無し』 藤井邦夫 双葉文庫
「第一話 お宝探し 第二話 逢引き 第三話 嘘吐き 第四話 名無し」

『吉原裏同心抄 旅立ちぬ』 佐伯泰英 光文社文庫
「序 第一章 夏枯れ吉原 第二章 新造桜季 第三章 錠前師 第四章 晩夏の旅 第五章 合縁奇縁 あとがき」

『吉原裏同心抄 二 浅き夢みし』 佐伯泰英 光文社文庫
「第一章 村崎同心心危うし 第二章 迷いは続く 第三章 ボヤ出来 第四章 小さな騒ぎ 第五章 足抜未遂」
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