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寺子屋式古文書手習い

寺子屋式古文書手習い.JPG
寺子屋式古文書手習い 吉田豊 柏書房
江戸時代の寺子屋の手習い通り「かな」の読みから入っていくがこの「かな」がなかなか難しい。現代文でも全て「かな」で書くと読みにくいのに古文書となればもっと難しい。まるで暗号を解読していくようである。「かなを頼りに版本を読む」の章ではまだ理解できていない「かな」と判別し難い「漢字」は互いにこの意や文字であると想像すると何とか解明できることもある。判らないもの同士の相互作用により少しずつ判るところもあるから面白い。「腰越状」の文章はルビをもとに読んでも「かな」自体まだよくわかってないそのうえ昔の文字使いも独特であり、なかなか読み終わらなかった。二度目挑戦しても同じところでつっかえたり前に読めた文字が今回読めなかったり。これは能力の問題かな・・・。読めない字はかなり抜かしてひとまず最後まで到達したがまだまだ判らないところがたくさんある、でも少しは進歩したかも。同じ内容の古文書であっても書き手によって読めない文字や癖のある文字が沢山出てくる。文字に慣れるには数多く古文書に接することだといっている。
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