SSブログ

横山大観展

横山大観展 (1).jpg

横山大観展 (2).jpg

東京国立近代美術館の「生誕150年‥横山大観展」を鑑賞してきた。以前から前売券を購入して みてみたい作品が並べられる展示期間にあわせていく。入場までの行列はなかったが館内はやはり大勢の人たちでいっぱいで、まず東京の美術館ではゆっくり鑑賞できることはない。目当ての作品《夜桜》と《紅葉》の作品は期待していた通り素晴らしい。しばらくこの2作の前を行ったり来たりして満喫する。もう一つの《生々流転》の画巻全て公開は最初から最後までの40メートルは人だかりで前へなかなかすすまない。最初のところを観て途中は人ごみのあいだから垣間見て最後のところはすこし人が減っているのでここだけゆっくり鑑賞。大河の一滴が龍となりまた繰り返す螺旋状的流転という言葉を思い起こされる大作であった。展示作品はすべてすばらしいが ほかの作品は目に留まるものだけ鑑賞して 他の作品は目の中をとおりすぎるだけにした。自分なりの鑑賞法でもある。
nice!(4)  コメント(0)